デザインのひみつ。

こんばんわ。

この先10年でも20年でも、放っておけばえんえんとバレエについて喋りっぱなし
バレエマニアでダンスおたくの細川侑希です。笑

今日から2月ですが、みなさまいかがお過ごしですか。

今日はちょこっとですが、細川バレエアーツの


マーク

このマークについておしゃべりしますね。

約33年前、1983年スタジオ設立時に、デザイナーの方に依頼し、細川バレエアーツ(当時はノリコダンススタジオ)のオリジナルロゴマークデザインとして完成したそうです。

ひらひらのチュチュを着ているわけでもなく、アラベスクをしているわけでもない、

一見、風変わりな、いわゆるバレエっぽくないこのポーズ。

しかし、強烈なメッセージが込められています。

完璧なアンドゥオール(ターンアウト)の軸足に、これまた完璧なルティレ

そしてその上に乗っかる上半身がサイドコントラクションしている・・・

もうこの説明だけでお分かりの方がいらっしゃるかと思いますが、

完璧なバレエテクニックの上に

上半身は完璧なモダンテクニック、、、

髪型はあえてシニョンにせず、自然に流れ、

視線は遠く斜め上。 下を見ていません。

そうです、

このポーズ一つに細川バレエアーツのアイデンティティ、舞踊哲学、指導理念がふんだんに盛り込まれていることが、

私がこれ以上語らずとも、

生徒の皆さんには気づいていただけたかなと思います。

今でこそ、メディアが発達し、コンテンポラリーやタップダンス、舞踏にモダンダンス、、と、クラシックバレエ以外のヌーベルダンスに、バレエっ子たちも教師も注目する時代になりました。

よい時代になったなぁ、と思います。

長くなってしまいました、、

このデザインについて私が知る範囲でざっと話してみましたが、他に気になることがある生徒さんは、

直接、質問してみてくださいね。

そして是非ともこのポーズをしてみてください。

これをかっこよく決めるのは、ものすごくむずかしいですから。笑

深い深い舞踊の世界へ入り込んでしまいます。

細川侑希でした。